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最高のアミューズメントパーク

#20最高のアミューズメントパーク

ワイン風呂、本格コーヒー風呂、ドクターフィッシュの足湯に絶景風呂。さらにグルメやショッピングまでが充実!
何度来ても人々を飽きさせない箱根小涌園ユネッサンを徹底的にご紹介!

変わり風呂だけじゃない!ドクターフィッシュに箱根の絶景。温泉の楽しみ方が無限に広がるアミューズメントパーク「箱根小涌園ユネッサン」。

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箱根の自然の恵みである温泉を生かしながら、バラエティ豊かな温泉の楽しみ方を提案するアミューズメントパーク「箱根小涌園ユネッサン」。ここには学生、カップル、家族、老夫婦など幅広い人が集まります。

前回は、箱根小涌園ユネッサンがここまで多くの人を引き寄せる理由を解明すべく、広報や企画に関わる山田稔也さんに、箱根小涌園ユネッサンの歴史や皆さんの思いを教えていただきました。箱根小涌園ユネッサン立ち上げメンバーが奮闘した日々や、その思いが山田さんの世代までつながっている事に、深く感銘を受けました。

→第1回はこちら

写真2

▲山田さん

今回は実際に水着エリア「ユネッサン」(以下「ユネッサン」)内部を歩きながら、見所や楽しみ方を教えていただきます。

インスタ映えの場所も山ほどあってネタにつきません。更にはバックヤードにも潜入させていただいたので、ぜひ最後までお読みください。

ワイン風呂、本格コーヒー風呂、酒風呂、緑茶風呂…インスタ映えスポットが満載

聞き手 宋さん

ユネッサンはとても広く、私は迷子になりそうなほどですが(笑)、どこを見ても楽しそうで、インスタ映えするコンテンツが詰まっていますね。見所や楽しみ方を教えてください

聞き手 山田さん

まず、ユネッサンのエントランスにあるのが、ショップ&水着レンタル「ukiuki」です。手ぶらで来ても楽しめるという事が一つの売りなので、水着はレンタルも購入もできます。季節やトレンドに合わせてバリエーションを揃えているので、好みの水着を見つけて気分を盛り上げて欲しいです。

聞き手 宋さん

形も柄も幅が広いですね!前日までに着たい水着が買えない事ってありがちですし、身につけるもので気分が変わるので品揃えの多さは嬉しいです。

写真3
聞き手 山田さん

水着の準備ができたら、室内エリアに入っていきます。まず目の前に広がるのが「神々のエーゲ海」。箱根小涌園ユネッサンが出来た当初からあるお風呂で、期間限定イベントも開催されます。今年の春は空を飛ぶ感覚になれるVR企画をやりました。奥にあるイベントスペースでは、何回かサバイバルゲームをやっています。

聞き手 宋さん

VRにサバイバルゲームって、今までの温泉レジャーの概念がくつがえされますよね。ぜひ参加してみたいです。

聞き手 山田さん

こちらがワイン風呂です。ワイン風呂に加えて、本格コーヒー風呂、緑茶風呂、酒風呂の4つが定番の変わり風呂です。

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ベースは温泉にワインの色と香りをつけているのですが、1日に3回本物のワインを投入しています。一回当たり2リットルのワインを2本、つまり4リットルを贅沢に。ボジョレー・ヌーボー解禁の時期には、ワインではなくボジョレー・ヌーボーを投入して、試飲会を開催しています。

写真アイテムとして人気なのは、大きいワインボトル。以前あった露天風呂「湯~とぴあ」で使われていたものを受け継いでいます。

聞き手 宋さん

これは写真を撮りたくなりますね。インスタ映えスポット!

聞き手 山田さん

ユネッサンは撮影OKなので、ほとんどのお客様がスマートフォンを持ち込んでいます。撮影機器に関してはご自身での管理をお願いしていますが、防水ケースはショップでも販売していますよ。

こちらが本格コーヒー風呂です。ここで粗挽きネルドリップ式でコーヒーを淹れています。温泉で低温抽出したものを貯めて、投入イベントの時間に樽を使ってお風呂に投入します。

写真5

投入の時にお客様の「コーヒーちょうだい!」という掛け声と、その声に応えて私たちがお客様にコーヒーをかけるやり取りがあって、とても盛り上がります。

聞き手 宋さん

コーヒーを直接浴びられるんですか?

聞き手 山田さん

はい!肩からかけることもあれば、頭からざぶっと浴びせることも(笑)。お客様のご要望に合わせます。

酒風呂は、大きな酒樽の栓の部分からお酒がぽたぽたと滴るように設計されています。飲むことはできませんが、入浴してくつろげばほろ酔い気分になってしまうかもしれません。隣にあるのが緑茶風呂で、ワイン風呂と同様に「湯~とぴあ」時代から人気のコーナーです。円い形になっているので、大きな湯飲みに入った気分を味わってみてください。

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ドクターフィッシュや期間限定風呂でさらに気分が盛り上がる

聞き手 山田さん

こちらはドクターフィッシュの足湯です。1回100円で数分間楽しめます。子供から大人までアトラクションとしてかなり人気ですよ。宋さんも体験してみませんか。

聞き手 宋さん

ドクターフィッシュは体験したことがなくて…。ぜひお願いします。

写真7

すごい!ここまで元気に集まってくるとは驚きです。パクパクされるとくすぐったいですね(笑)。イメージよりも随分魚が大きいような…?

聞き手 山田さん

温泉で温かいので、魚が成長しやすいようです。このお魚さんたちは、箱根小涌園を運営する藤田観光グループの下田海中水族館が管理してくれています。餌をあげたり、定期的に灌水させてお掃除をしたり。大きく育ちすぎた魚は、施設にある観賞用の水槽に移動させて次の役割をしてもらっています。

写真8
聞き手 宋さん

管理体制もしっかりしているんですね。

聞き手 山田さん

ここまでご紹介してきたのは定番のお風呂ですが、それ以外に期間限定で登場する企画があります。そのお風呂が出現するのが「緑のテラス」です。もともと緑を周りにあしらった浴槽で、太陽光を楽しむ設計ですが、最近はイベントが多いですね。

夏休み期間はアイスコーヒー風呂を開催していました。温かい本格コーヒー風呂もあるので、ホットコーヒーとアイスコーヒーの入り比べもできたんですよ(笑)

写真9

▲アイスコーヒー風呂(2018年夏季期間での開催) 

聞き手 宋さん

期間限定のお風呂があると、季節らしい楽しみがあって嬉しいですね。

ウォータースライダーと箱根の絶景に大興奮

聞き手 山田さん

ここからが外のエリアです。最初に目に飛び込んでくるのがロデオマウンテン。急流を滑り降りる大きなウォータースライダーは、テレビや雑誌でもよく取り上げられます。

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コースが3つあって、カーブの大きさがそれぞれ違うので、全て試してみて欲しいです。ロデオマウンテンの上には、段差風呂があって、冬の待ち時間に寒かったら、絶景を堪能しながら温まることができます。

聞き手 宋さん

滑っている方を見ると、けっこうスピードが出ていますね。かなり大きいのでスリル満点!

聞き手 山田さん

こちらの洞窟風呂では冒険気分を味わうことができます。中には恋に効くといわれている大きなパワーストーン「マリンローズの石」もあります。

写真11

季節によって照明を変えていて、例えば新緑の時期には黄色と緑、真夏には水色にして涼しさを演出します。今年は新たに下田海中水族館と協力して、洞窟の中にクラゲの水槽を設置しました。色とりどりのLEDに照らされて漂うクラゲは、きっと皆さんの心を癒してくれます。

写真12
聞き手 宋さん

水槽を埋め込んでしまうなんて大胆な企画!恋人同士で来ても盛り上がるし、子供も大喜びでしょうね。

聞き手 山田さん

外のお風呂で最後にご紹介するのが超絶景 展望露天風呂です。 全長は40m。どこにも目線をさえぎるものがなく箱根の山々が見渡せるように段々に設計されています。晴れていると山の合間から相模湾を望むことができて気持ちいいですよ。夏は深緑、秋は紅葉のように四季それぞれのパノラマの絶景を楽しんで欲しいです。

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約60種類のバイキングに、ホテルのケーキ。温泉以外も嬉しいサービスが充実

聞き手 山田さん

箱根小涌園ユネッサンはグルメにも力を入れています。ランチバイキングレストラン「箱根小涌園 大文字テラス」は今年3月にオープンしました。ローストビーフなどの限定プレミアムメニューを含む約60種類のお料理が食べ放題で、オープン時からご好評をいただいています。

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「箱根小涌園 スイーツ&ベーカリー」では、毎日焼きたてのパンやケーキが味わえます。焼いている時は、美味しいパンの香りが広がります。こちらでは箱根ホテル小涌園のラウンジ「アゼリア」で人気だった、パティシエが作るカットケーキもあります。

聞き手 宋さん

レジャー施設で、ホテルのケーキが味わえるなんて、贅沢!

聞き手 山田さん

他にもメインエリアとして露天風呂が人気の日帰り温泉「森の湯」があるのですが、水着なしの温泉エリアなので営業時間外でないとご案内できませんけれども……。 庭園露天風呂から見られる箱根の山はこれまた絶景で、香りの良い檜風呂、夜は星空を眺められる信楽焼の陶器風呂などこだわりの温泉なので、プライベートで来てみてください。

写真15
聞き手 宋さん

檜も夜空もとても惹かれます。ぜひ友人と一緒に来ます。

普通の人は入れない、温泉を管理するバックヤードに潜入!

聞き手 宋さん

今日は、なんと温泉や空調を管理するバックヤードにも潜入させていただけるということで、どうもありがとうございます!温泉アミューズメントパークのバックヤードなんて見たことがないので楽しみです。

聞き手 山田さん

温泉なので、暑い場所ですがご案内させていただきます。こちらが、水質や空調の管理室です。

聞き手 宋さん

私たちが気持ちよくユネッサンで遊んでいる裏では、こんな暑い場所で働いている方がいるのですね。想像もしていませんでした。

聞き手 山田さん

温泉の温度を下げてしまうと除菌ができないので、ここに届く温泉の温度は60℃以上に保たなくてはいけないのです。

こちらが「貯湯槽(ちょとうそう)」です。源泉から管を通ってきた温泉を、いったんここに貯めています。この時点では60度以上を保っていますが、ここからお風呂に届くまでに冷めていき、ちょうど良い温度になります。

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聞き手 宋さん

水質をしっかりと保って、どのお風呂にどれだけのお湯が必要か管理しているのですね。

聞き手 山田さん

こちらは「神々のエーゲ海」のろ過装置です。ろ過装置は、お湯を綺麗にして循環させるもので、箱根小涌園ユネッサンのような施設にとってはなくてはならない存在です。

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ろ過装置は温泉の種類ごとにあるので、約15台がずらりと並んでいます。装置の仕組み自体はすべて同じですが、お風呂の種類に合わせてろ剤を変えています。

聞き手 宋さん

変わり湯となるとメンテナンスが大変ではないでしょうか。

聞き手 山田さん

種類によっては、大変なものもあります。以前「死海風呂」がありまして…。人の身体が浮くほど塩を入れなくてはならないので劣化が速かったです。

そういったことも含めて、最近はメンテナンスに力を入れています。今年から年に2回、5日間連続でそのための休館日をいただくことにしました。全てのお風呂を空にして徹底的に清掃や装置の調整を行います。

聞き手 宋さん

メンテナンスや空調・お湯の管理は大切なのですね。表の顔だけでなく、裏の顔が見られて嬉しいです。温泉についてド素人ですが、実際に見てその仕組みにも興味を持ちました。どうもありがとうございます。

家族みんなが楽しめる、安心が裏打ちされたバラエティ感

変わり風呂や、期間限定の企画風呂、大きなウォータースライダーに箱根の絶景を望む温泉。箱根小涌園ユネッサンには数々のインスタ映えのポイントがありました。

水着を選んだり、グルメを楽しんだり、温泉以外のことにも力を入れているところがさすが“アミューズメントパーク”。今回はバックヤードまで見られて大満足です。箱根小涌園ユネッサンが多くの人に愛される理由は、お客様目線での数々の工夫やしっかりとした管理体制にもあるのですね。




※掲載内容は2018年9月時点での情報です。